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農民新聞コラム「種蒔く人」6月25日号

農民新聞コラム「種蒔く人」

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2012年06月25日

 太宰府で日本最古の戸籍が見つかった。戸籍が作られたことは、地域(地方)を統治する権力(国家)ができていたことを示している

▼戸は家族をもとにした地域集団。國や域の「或」は「武装した城邑を示し、外囲を加えたものが國で、国都をいう」(字統・白川静))。国都ができて地域は地方となった。国は地域を統べ、税を課した

▼地域は農村であり、本来、自給自足的である。農村には作物を作るだけでなく、生活に必要なすべての技術があった。しかし、技術は分業化し、儲かるものから都市に移転し、職業化され、産業化された。その結果、都市は繁栄し、農村は作物生産だけが残されて疲弊していった

▼いまや世界人口の50%を超える人々が都市に住む。都市も病み、成長の限界の壁が立ちはだかっている。地域づくりこそが、食・農・農村再生の道だが、それは自給をいしずえに、都市との提携が鍵となろう。(草千里)

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