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農民新聞コラム「種蒔く人」6月15日号

農民新聞

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2012年06月15日

ムラ型社会では「構造改革」の評判が悪い。ムラを構成してきた中小零細農家を切り捨てることになる企業型農業育成への差別・選別政策が、共同型のムラ社会とは相容れないからである

▼共同型の社会では、米の転作などに直面し、地域の条件にあった作目への転換を必要とする場合は、集落別の転作と収穫・出荷の施設づくりなどを組み合わせたり、共同型地域農業づくりを同時進行させる複合的あり方を追求してきた

▼これなら規模拡大で地域でできる仕事を少なくするのではなく、反対に増やしていくこともできる。事業体の経営は合理化し、農地と施設をフル活用した農業の6次産業化で、危機的状況にあるムラと農業の同時再建も可能となろう

▼日本農業がこれまで何度かの危機に遭いながらも乗り切ってきた歴史の背景には、地域中心の共同型社会があってのことだった。衰退が言われる今こそその力を発揮するときである。(ごんべえ)

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